2月のおやつ 猫もなかと白九谷
お菓子にしか興味のなかった私が器の魅力にはまって、もっとお菓子が好きになった!このコラムでは、うつわ屋で働くお菓子好きな私が、器とお菓子への熱い思いをつづります。
2月といえばバレンタインデー。普段はあんこがメインの和菓子屋さんに、チョコレート商品がずらりと並びます。
今年の自分チョコは何にしようかなと探して、福井市の竹内菓子舗さんで可愛いネコちゃんを発見!
「猫もなか」 1個454円(税込)/竹内菓子舗(福井市)
「羽二重あんバター&アーモンドキャラメルショコラ」との文字にひかれて、お持ち帰りしました。
もなかの皮と羽二重あんバターに分かれ、もなかの皮が丸まったネコちゃんの形になっています。
もなかの内側には、キャラメルで閉じ込めたスライスアーモンドとチョコレートがたっぷり流し込まれています。これだけでもう十分美味しいのに、さらにひと工夫!
あんバターが包まれた福井名物・羽二重餅を、このもなかで挟みます。
えっ、5〜6㎝はあるんじゃない?!ケーキほどもある厚みに驚きながら、自然と口が大きく開いてしまいます。美味しそう。
このキュートな猫もなかに選んだ器はこちら。
九谷焼窯元・宮吉製陶の「衾雪(ふすまゆき)」シリーズより。型打菊皿です。
衾雪シリーズは白一色の白九谷です。ほのかに青みがかった繊細な白が特徴で、雪の結晶のような貫入(釉薬のヒビ)模様が、透明感があります。
お花のシルエットがまあるいネコちゃんの可愛さを引き立てて、癒し度アップ。こげ茶色の縁錆がレトロっぽくて、おばあちゃんちに遊びに来たときのような懐かしさも。
菊花皿に乗った猫もなか、絵になりますね。食べるのがもったいない気もしますが、いよいよパクリ!
もなか、羽二重餅、粒あん、バター、チョコレート、キャラメリゼされたアーモンド。一つひとつがそのまま成立する美味しさなのに、贅沢にもそれを一口でいただくという罪なお味。
和洋バラバラの素材がお口の中で調和を成し、たまらんハーモニーです。口の中で完成するお菓子とでも言いましょうか!
もなかのパリパリ、キャラメルアーモンドのザクザク、羽二重餅のもっちり、チョコやあんバターのとろり。
豊かな食感を一つひとつ確かめるように楽しんでいるうちに、あっという間に私の胃袋へと消えていきました。リッチな味なのにしつこくないから、すぐにもう一個食べたくなります!
厚みがあって食べ応え満点な分、こぼさずお上品に食べきるのはちょっぴり難しいかも(笑)。お気に入りのうつわにのせて、こっそりとひとり占めで食べることをオススメします!
くるんと丸まり、癒しの表情を浮かべるネコちゃん。ネコ好きさんなら、いろいろな方向から愛でたくなるはず。
そんな「猫もなか」を、額縁に入れるようにさらに可愛く切りとってくれるのがこの菊花皿。ネコ様をより魅力的に映えさせてくれますね。
お気に入りの器にのせるだけで、もっと特別感が味わえます。
今年のバレンタインは、そんな特別な時間を演出してくれる器を、チョコに添えてみませんか。
- 猫もなか 1個 454円(税込)
- 竹内菓子舗 文京店(福井市文京3-10-10)
- TEL :0776-50-2420
- OP-CL:10時~17時
- https://takeuchikashiho.com/

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